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2005年7月22日 (金)

オレは負けないよ

負けず嫌いだと書いたことがある。

すると、foota-netさんもnetworkerさんも、負けずに「負けず嫌い」だと言う。
困ったものである。間違いなく、私が世界一の負けず嫌いなのだが。
負けず嫌い争いで、私が負けるはずがない。

レースを始めたのは大学生の頃。
「バリバリ伝説」(しげの秀一著)の主人公の巨摩郡(グン)に憧れて、彼がCB750FBで峠を走っていたから、その通りにCBを改造し峠を乗り回していた。猫峠や三瀬峠だ。

でかいナナハンを振り回して、それなりに早かった。(と思う)

ところが、グンがレースを始めた。だったら自分もやるしかない。
周囲も「そんなに早いんだったらレースやってみたら」とけしかける。

初めてサーキット走行に出かけた。西日本サーキット(現在の美祢サーキット)である。
自分より速いヤツは世の中にいないと思っていた。
が、速いヤツはたくさんいた。
自分が一番遅かった。

多くの人間は、ここで絶望する。
レースを続けるどころか、練習走行一回目で、周囲のあまりの速さに恐れおののき、二度とサーキットに来ることはない。

一部の、「負けてたまるか」という強く気持ちを持つ人間が残っていく。そういう人間で争うのがレースである。格闘技である。もちろん、私は「こいつら全員抜いてやる」と誓った。

大手企業に就職して、あまりの忙しさにレースができなくて会社を辞めたりした。親が泣いた。
まだ転職に世の中の理解が得られない頃だ。

私のような素人のレースでも年間に400万円使った。もちろん、当時の手取りを越えている。九州から鈴鹿まで遠征にも行った。腱鞘炎の手術もした。友人がサーキットで死んだりもした。弁当を買うお金がなくて、チーム員から弁当を半分分けてもらったこともある。

借金が膨らんで貸してくれるところがなくなったところでレースができなくなった。
気がついたら国際A級になっていた。

借金を返し終えてから、今でも草レースを走っている。
負けず嫌いだから、負けたくない。

で、バリバリ伝説のグンが、海岸線での、歩惟ちゃんを賭けてのゼロヨンレース。
話が長くなるので皆さんは第三巻を呼んで欲しいのだが、その時に言った言葉。

「オレは負けないよ。あんた、いいヤツだな」

私は臆病なのかもしれない。一度でも諦めることが怖いのである。ここで諦めたら次も諦めるかもしれない。本当は弱いヤツなのである。だから最後までやる。

CCIEに合格するなんて、小さなことかもしれない。だが、そんな小さなことすら諦めてしまうと、次のもっと大きな壁を越えることができないかもしれない。

陰口を叩かれても、最後までやる。陰口を叩いたやつら、おまえらが負けだ。
もちろんおまえらにはオレは負けないよ。ただし、おまえらはいいヤツではない。

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コメント

ガレージ兵藤さん
初めまして、けいじです。

わたくしもレースをやっておりました。私は新型ガンマでTI英田や鈴鹿でSP250を走っておりました。
(今や2ストは過去の遺物化してますが。。。)

レースをやっていた時代に培ったものが、今の私を支えてくれています。

レース経験者を見かけると、会った事がなくても戦友って感じで赤の他人に思えません。
兵藤さん、是非試験がんばってください。

昔、リザルトで「ガレージ兵藤」って見た気が。。。。
わたくしは「シリウスレーシング」ってチームからエントリーしておりました。

投稿: けいじ | 2005年7月22日 (金) 21時25分

コメントありがとうございます。
私はRSでGPクラスを走ってました。
会社を辞めてまで選んだ道だったので、周囲の人間が「レースを見に行く」と言っても、それを断るくらいにストイックにやってました。応援なんかに心を乱されたくなかったし、誰に見られたいと思ってやってるわけでもなかったので。

選手権時代に、鈴鹿まで、わずか30分の練習走行のために高速飛ばして行ってました。
現在、シングルツインを走ってますが、TIにも行きましたよ。モトルネッサンスです。
鈴鹿が一番いいですね。特別な思いになります。HRCの走行会にも行きましたが、隣のピットが故若井選手で、坂田選手が遊びに来てました。今でも鈴鹿への特別な思いが色褪せることがありません。
レースという格闘技、やめられそうにありません。

投稿: ガレージ兵頭 | 2005年7月23日 (土) 00時43分

私もTIで菊池選手と遭遇して、菊池選手に色々と話しを聞かせてもらいました。

菊池選手も、「こんなおもろい事はやめられない」と言っていました。39才と言う年齢ながら、まだ全日本の第一線でがんばっています。がんばっている菊池選手を見ると励みになります。

レースの世界が、色々な面で厳しいのを知っているだけに、あの年齢でレースを続けているのは尊敬します。

「継続は力なり」ですね。

なんだか、むしょうにサーキットに行きたくなりました。

投稿: けいじ | 2005年7月23日 (土) 09時18分

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