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2005年9月16日 (金)

受験レポート その3

<8月21日(日)>

SP2_sato  なぜか観光客が多くて、入国審査に時間がかかった。いつもはほとんど並ばないのであるが、30分くらい待たされただろうか。当たり前だが無事に入国審査を抜けて、いつものようにさとうのご飯を申告する。「Dried Rice」と説明してもよくわからないので見せると納得するようだ。

 空港からホテルまではCityRaleと呼ばれる電車を利用する。何せ、自費なのでタクシーは使えない。駅までは少し距離があるのでスーツケースをゴロゴロ引いていく。距離がある、と行っても空港の建物内である。利用する航空会社によっては近いかもしれない。JALの場合は遠いです。

 と、あれ? 駅の入り口に立ち入り禁止みたいな看板がおいてあるが、何だろう。掃除で床が濡れているから注意しろ、みたいなものかな。よくよく見ると、「休み」みたいな感じで書いてある。ん? 何? 強引に中に入ってみたけどエスカレーターが動いてないよ。嫌な予感。

 入り口横にインフォメーションがあったので、聞いてみると
「メンテナンスで運休している」
とのこと。まさか、と思って
「何時までメンテナンスですか?」
と聞くと、衝撃の事実が発覚。何と、終日運休である。そんなことってあるんでしょうか。仮にも国を代表する国際空港からの電車である。
インフォメーションは
「Chaswoodに行きたいならバスを利用しなさい。セントラルで乗り換えるといいだろう」
と言うが、あまりリスクを冒したくないのが本音である。

 ちなみに電車を利用してもセントラルで乗り換えるのは同じである。セントラル駅はとても大きく、プラットフォームも確か24番とかまであるので、乗り換えの際は駅員さんに聞いた方がいいだろう。私はいつも尋ねることにしている。

 バスで乗り換える要領がわからないので、結局、タクシーを利用することにした。金額的にはかなり痛い。SEBELにタクシーでいく場合、行き先を間違われる可能性が大きいので地図を持参したりするのであるが、今回は電車利用のつもりだったので地図を持っていない。不安だったが、運転手さんは
「SEBELなら知っている」
とのことなので安心である。

 オーストラリアでは取り外し式のETCみたいなものが普及しており、シドニー湾の下を通るトンネルを通過する時に通行料を支払うことになっている。空港の乗り入れ料を含めてタクシー代は60AUDくらいであった。

 ほとんど現金を持ってきていない私はカードで支払った。この国ではまずほとんどのタクシーでカード利用可である。不安であれば空港で乗る時に、タクシー客を整理している係員がいるので、その旨を伝えて利用できるタクシーに確実に乗ればいいだろう。

 この時点で9時くらいであるが、果たしてチェックインできるかどうかわからない。案の定、部屋がまだ準備できないとのことで、携帯の番号を控えるから準備ができたら連絡をくれる、ということになった。

SP2_west  スーツケースだけはホテルに預けてショッピングセンターで時間をつぶす。このショッピングセンターはとにかく巨大である。なかなかここまで巨大なものは見たことがない。

SP2_cafe  まず、マックで朝食を食べて、それからカフェに移動する。もちろんカフェでもずっと勉強しているのであるが。

 また、このショッピングセンターには日本食のスーパーもあるので、そこでカップ麺やのり玉のふりかけなどを購入する。

 オーストラリアは真冬であるが我慢できないほど寒いということはない。事前に気温の推移とかを調べていくことをお奨めするが、極端な厚着が必要だと思ったことは過去一度もない。

 昼前になっても電話かかってこないから、様子をみてこよう、と思ってホテルに行くと余裕で部屋が準備できるようだ。どうも朝のフロントマンが申し送りをしてなかったようである。で、すぐに部屋に入れた。

 このホテルのエレベータは、用の無い階には行けないことになっている。フロントで部屋のカードキーとは別途渡されるICカードを、エレベータの認証装置にかざすことで、自分の宿泊する階と、必要最小限の階のみに行くことができる仕組みである。

SP2_water  部屋はいつもの通りである。水とファンタとプリングルスを買うためセブンイレブンに行って、少しだけ仮眠を取り勉強開始。

 私は自宅ガレージにラボを構築している。固定IPアドレスをもらっているので、普通にNATして内部にアクセス可能である。勉強中にコマンド確認しようと思ってアクセスを試みるが応答が無い。すぐに家に電話して、BBルータとアクセスサーバをRebootしてもらうが復活しない。何で、この大事な時に。。

 自宅ラボへのアクセスは諦めることにした。アクセスができることを前提で最後のホテルでの勉強を考えているので、被害甚大である。

 これは後日判明したことであるが、小さなISPに勤務する私は愛社精神から会社のBBサービスを利用している。結構、頻繁に障害や工事があって停止を伴うのであるが、工事等でいったんPPPoEのセッションが切れた後は、内部からパケットを飛ばさないとBBルータは自分からはセッションを確立しようとしないのである。ちょうど土曜の夜に障害があったので、日曜は外部からアクセスが不能になったということである。

SP2_compo  SEBELホテルにはCDミニコンポが設置されているが、私は日本からわざわざCDを持ち込んでいる。5連奏のチャンジャーであるが、一枚目は必ず佐野元春のNoDamageである。オレはつまらない大人にはなりたくないのである。

SP2_delivery  晩御飯はカップ麺とさとうのご飯である。なお、部屋にはデリバリーサービスの注文書が置いてある。周囲のレストランからの配送になるみたいだが、種類も多く、利用させる方がいれば是非感想を聞かせて下さい。

SP2_fire  ひとつ注意があるのだが、キッチンのコンロは四口であるが、点火するのが実に難しい。私はいつも右の手前のコンロしか点火させれない。部屋が変わっても、いつも右の手前だけ点火できる。何でだろ? わからないが点火が難しいのは事実である。皆さん、右の手前ですよ。注意して下さいね。もし、ここ以外のコンロを点火できた方は是非連絡を欲しい。

 ところで私はカズが大好きである。どのカズだ? とかそんな失礼なことを聞かないで欲しい。世界でカズと呼んでいいのは一人である。(Foota-netの主催者はkazuであり、カズではない。これは許そう)

 そのカズがシドニーでプレーする可能性があるらしい。もし、そんなことになれば、私は自分のポリシーを曲げてでも一日多く滞在してカズの海外での活躍を観戦しにいくだろう。

 カズがフランスW杯のメンバーから落選した時、私は会社にいたのであるがそれを日刊スポーツの速報で知った。他の社員が業務に関係の無いサイトを見るのは厳禁で取り締まりを行っていたが、私のPCのアドレスだけは監視を抜けれるようにしていた。日刊スポーツを見ながら涙を流したのをよく覚えている。

 もちろんあの時点でカズが調子を落としたいたことはわかっていた。だから多くのカズファンは落選したこと、そのこと自体に批判的になったりしていないと思う。日本代表のユニフォームを着るためにブラジルから戻ってきたカズ。Jリーグを引っ張ってきたカズ。そのカズに対してあのような措置はなかったのではないか。それがカズファンの論点であると思う。

 戦う相手を想定したらカズは不必要だった、と当時の監督が言った。戦う相手なんて何ヶ月も前から決定している。しかも合宿先での、直前の地元チームとの練習試合でカズはハットを決めている。落とすと、ほぼ決めていたのであれば何で練習試合で使ったのか。調子を試すのであれば、ハットを取っても「実力不足」という判断なのか。

 もちろん、したり顔で

「プロなんだから、何の感傷もなくて当然。」

という意見があるのは理解している。本当にそうだろうか。ひとりひとりの実績や人望などに相応しい送り方というものがあっていいのではないだろうか。

 当時の監督は余計な感情などを持っていないということを強調したかったのであろうか、「外れるのはカズ」とだけ報道陣に告げた。カズは自分の気持ちを周囲に伝える手段を与えられることもなくフランスを後にさせられた。

 あのとき、たった一言
「カズには、今までありがとうと言いたい。」
とコメントがあっても悪くなかったのではないかと、今でも思っている。

 数週間後に髪を染めたカズが成田に戻ってきた時に、きちんと上を向いて報道陣に受け答えしている姿をみて、また泣いてしまった。カズには今後も生き抜いて欲しい。レベルは全然違うが、自分もこのIT社会を生き抜いていくから。カズみたいに第一人者ではないが、コツコツと頑張るから。

 ガレージ兵頭ラボにアクセスできないことで調子が狂った感がある。とても焦るが、できる限りに勉強を進めていく。最終チェックが終わった。

 そろそろ寝ることにしよう。できるだけ睡眠は取っておきたい。試験開始の3時間前には起床することにしている。メラトニンを飲んで、おやすみなさい。明日はいよいよ決戦である。

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