« タイヤウォーマー | トップページ | JALへのクレーム »

2006年11月14日 (火)

新しいIPアプリケーションをインプリしましたか

もう7年くらい前になるだろうか。当時勤務していた会社で、トールバイパスのVoIPネットワークをCisco36xxを中心に使用して完成させ、様々な講演に頻繁に出させてもらった時期があった。

ヒルトン東京で開催された国際カンファレンスで同時通訳付きでしゃべった時のことである。内容は深く触れないことにしよう。

しゃべり終わって質問を受け付けた時のことである。外人の聴講者数人から質問が飛んだが、そのうちのひとつにびっくりした。

「あなたの会社は素晴らしいIPネットワークを完成させましたが、VoIP以外に、何か新しいIPアプリケーションをインプリしましたか?」

という質問であった。びっくりした。と同時に、確かに当時は全く珍しいネットワークであったが、それでいい気になって、本質を見失っていたことに気づかされた。

SNAなどのレガシー系の通信もSTUNなどを使って完全にIP化していたのであるが、そこまでIP化を図っておいて、その上に、VoIPにとどまらずに新しい革新的なシステムをIP化していますか、もしくはその予定がありますか、という質問に、今でも震えが止まらないという大げさに聞こえるかもしれないが、決して忘れることができない瞬間であった。

しどろもどろになりながらの私の回答は

「TDMのリプレースというエンドの切られたプロジェクトの完結に必死であり、今はそこまでしかできていない。今後、あなたの質問のように、このIPネットワーク上に様々なアプリケーションやシステムを統合することによって、新しい価値を創造したい。」

という意味のことを日本語で答えた。

ちなみに、外人さんが質問してくる時にはポケットに忍ばせておいた同時通訳のイヤホンを素早く装着したのは言うまでもない

前に立っている時の質問は避けれるのであるが、やっと自分のセッションが終わって、席に戻った際に個別に英語で話しかけてくるのは勘弁して欲しい。ボーイングのIT部長と、LEVEL-3のSEが話しかけてきたが、「Pardon?」を何百回も連呼して、さすがに恥ずかしかったのである。。。

|

« タイヤウォーマー | トップページ | JALへのクレーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/115947/12677286

この記事へのトラックバック一覧です: 新しいIPアプリケーションをインプリしましたか:

« タイヤウォーマー | トップページ | JALへのクレーム »