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2015年6月18日 (木)

カンムリワシの栄光

具志堅用高が国際ボクシング殿堂入りを果たした。もう何日も前のニュースだが、自分の中の思いを伝えきれなくて「これは書ききれないなーー」と思っていた。でもやっぱり大きな大きなニュースなので書きたくなってしまった。

具志堅は「昔はとんでもなく強かったボクサーで世界チャンピオンなんだ」という事を若手タレントの前で紹介して、その陽気で少しとぼけたキャラクターとの落差から笑いを誘う、という演出をされることが多い。

具志堅の強さ、凄みはそんな表現では伝えきれない。少なくとも私と同じかそれ以上の世代の方々にとっては具志堅の栄光はもっともっと称えられていいものだと感じているはずだ。

それほどまでに強かった。永遠に負けないのではないかとすら思っていた。
倒れた相手を殴り続けようとするほどの気性の荒さを持ち合わせていた。
でも、普段はとても優しく温厚。

カンムリワシになりたい、と本人が発言したことからついたニックネーム。
とても似合っている。

唯一の敗戦で引退するのだが、その試合は出身である沖縄で行われた。もちろんテレビで観ていた。途中でダウンを奪われ、まじかよまじかよ、と思いながらも、具志堅が負けるはずはないと信じ続けて観ていたが最後はタオルが投入された。

日本中がその敗戦にショックを受けた。

あれから34年が経ったのか。

殿堂入りで披露したスピーチは何とも具志堅の人柄をよく表しており素晴らしい内容だった。英語がしゃべれないなんてどうでもいい。あなたの残した功績は何も揺るがない。日本人はあなたの事を誇りに感じている。

パレードでは、長男、長女、そして孫とともにオープンカーに乗り、沿道からは用高コールが湧き上がったとのこと。素晴らしい!

具志堅の語った「I will never forget this wonderful day」。

あの頃、あなたの活躍に熱狂した日本人もこの日を決して忘れない。
ありがとうございました。
そしてこれからもご活躍ください。

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