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2016年8月19日 (金)

これが私の教えてもらったレスリング

レスリング女子63キロの川井は金メダルを取った直後のインタビューで「これが私の教えてもらったレスリング」と胸を張った。

終始攻め続けての素晴らしいレスリングだった。最後まで相手を圧倒する内容。終了直前でも決定的な2点を追加して、最後は笑顔で終了のブザーを聞いた。本人的にはどう感じてるのは分からないのだが、見ていて危なげない勝利に感じた。

さて、吉田がついに破れたのだがブックメーカー等の予想でも意外だが金メダル候補ではなかったようだ。今年、試合に出てないので評価がしづらいということもあるのだろうが。

吉田伝説としてよく書かれている事であるが、吉田の存在を巡って階級を上げ下げする選手たちがいるのは事実。ロンドンでの48キロの小原(旧姓坂本)も、妹(48キロの選手)との関係もあるが引退の後で復帰した際には元々の階級には吉田がいて何度もオリンピック代表選で負けているので48キロにして金メダルを掴んでいる。

今大会でも48キロの登坂も、4連覇の伊調も元々は吉田と同じ階級だったがアテネの際に上の階級に。そして川井はその伊調がいたので上の階級に。ロンドン以前も、確かそういうことがあったと記憶している。

また昨日の金メダリストの土性は子供の頃、吉田のレスリングに魅了されたひとりだ。

どれほどの影響を周囲に与えたのか分からないほど大きな存在。
明るいキャラクターでスポーツの面白さを存分に伝えてくれた。
貢献度は計り知れないほど高い。

恐らく最後のオリンピックだったのだろう。

最後の最後で銀メダルに終わるとは思わなかった

と吉田は泣き崩れた。年を取って涙もろくなったガレ兵も思わず涙した。お母さんとお兄さんと抱き合って号泣するシーンがあったが、お母さんは「ここまで連れて来てくれてありがとう」と吉田に感謝を伝えたそうだ。

前回のロンドンでは、2年前に他界したお父さんを肩車したシーンが印象的だったが、この銀メダルで「お父さんに怒られる」と吉田は泣いたが、ありきたりの言い方で大変申し訳ないが、お父さんは娘の見事な闘いっぷりに心から喜んでいるはず。家族の誇りだったはず。

吉田を破ったアメリカのマルーリスは「吉田は栄誉のある選手。彼女と試合ができてとても光栄。」と敬意を払った。そしてそのマルーリスも勝って涙した。スポーツの素晴らしさに触れることができて感謝したい。

吉田選手、長い間お疲れ様でした。

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